2005-01-01から1年間の記事一覧

一ノ瀬泰造の『地雷を踏んだらサヨウナラ』を読んだのは、カンボジアへ行く前であった。一ノ瀬が望みつつも見ることのできなかったアンコールワットを、私が代わって見て来るのだと意気込んで出かけてから、早いもので4ヶ月が過ぎ去った。右の写真は、アン…

最近「戦争」をキーワードとした本ばかり読んでいる。そんな折、西武線の車中で、校長先生から1冊の本を紹介された。それが沢木耕太郎の『凍』であった。すぐに、近くの本屋で探したがダメ。Amazonで注文しようとしたが、4〜6週間発送にかかるという。 昨…

今年は、さまざまな応募に当たった年であった。右の写真をご覧いただければわかるように、夏にはキリンビールの「勝ちTシャツ」が、先日はアサヒビールから「新生3」がアルミバケツに入って28本送られてきた。そして、今日は伊勢丹から「クリスマスケーキ…

久しぶりに恩師を囲み、ゼミOBで高田馬場で盛り上がった。大阪大学の志水宏吉さんが良い仕事をしているという話がでた。私もそう思うと言いつつ、少々酔いに任せて薀蓄を語った。ちょうどその時、『学力を育てる』の最終章を読んでいるところであったので、…

「最近、机に向かっているところを見ないが・・・ 宿題はないのか・・・? 勉強しないで大丈夫なのか・・・ 分からないから勉強しないのか・・・」 と愚息に聞いたところ 「最近ね、ぼく、どうも『面倒くさい』という大きな重い荷物を拾ってしまったようなんだ」と真顔で…

今日は48度目の誕生日。4回目の年男。 こんなめでたい日に、親不知を抜かなければならなくなってしまった。 右の画像を見ていただければわかるように、ガッポリと虫が喰っている。昨晩は晩酌も控え早く寝、体調を整え、今日の日を迎えた。朝一番に抜歯し…

キャッシュカード兼用クレジットカードを落とした。記憶をたどるとカードを最後に使ったのは11月2日ではないか・・・? 母を交え『牛角』で、焼肉を食べるために預金を下ろしたのが、きっと最後であろう。眼鏡を作り直したと考えたなら、焼肉なんて安い・…

今年に入って急激に老眼が進んできているように感じる。眼鏡を取らないと細かい文字が読めない。このため、電車内では、必ず眼鏡を胸ポケットに入れて本を読むようにしている。それが今朝、池袋駅で山手線を降りようとして、胸ポケットに手を入れると「あれ…

戦争についてのスクラップをしていて、よく目にした言葉が「60年という節目」「平均年齢は・・・」「伝えたい」などという言葉です。「60年という節目」という言葉は新聞社側がよく使っていて、インタビューされた方たちは、ほとんど使っていませんでし…

8月15日の終戦記念日を中心にその前後の新聞に掲載されている戦争に関する記事でスクラップブックを作った。それを眺めていると、次のようなことを感じる。 1.戦争は二度と起こしてはならない。 2.核兵器はどの国も持ってはならない。 3.自分の国を大…

我が敬愛する「地蔵菩薩」さんの昨日のブログ(http://d.hatena.ne.jp/jizobosatsu/)に確率の問題が紹介されていたので、私は次のようにコメントしました。 『我がバスケットボール部は夏の大会・秋の大会と2回連続で第1シード直下の2番籤(1回戦で第1…

『不平等』論については、教育社会学者の苅谷剛彦氏(詳細については後日述べたいと思いますが、私の高校の2級上の先輩です。その当時から弁舌さわやかでカッコ良かったです)の著作で十分読み込んできたつもりではあったのですが…。 またまた「積読」され…

私のブログに「地蔵菩薩」氏に続き「1−3」氏よりコメントをいただきました。ありがとうございます。「1−3」氏のパソコンがマックであることから、数日前から気になっていたマッキントッシュのジョブズ氏のスピーチをここで紹介したいと思います。これは…

省エネの伝道師:K氏より『Eco Family −今日からあなたも我が家の環境大臣−』を薦められたのは8月27日であった。あれから1ヵ月半、地道な努力を積み重ねて、たった今、今月のエコポイントランキング第1位となりました。このランキングは刻々と変化する…

運動会の不審者兼駐輪対策をした折に発せられた「うるせぇーな。轢き殺すぞ!」から立ち直れない。もし、あの時・・・と想像してみる。 そんな折、机上に積読されていた日垣隆氏の『そして殺人者は野に放たれる』が眼に入った。あまりに衝撃的な事件とその後…

今日は息子たちの運動会であった。25日(日)開催であったのだが、台風のために雨天順延されていた。職場に休暇を願い出て運動会へ出向いた。我が夫婦は共働きのため、日頃のPTA活動になかなか参加できない。そこで、不審者兼違法駐輪対策のお手伝いに協力す…

いつであったであろうか…?佐藤忠男氏の『戦争はなぜ起こるのか』が書評で紹介されていたのは…?我が家には「積読」本が数多くある。読もう読もうと思っていたものの、なかなか読めずにいた本の山である。今春、職場を変わり片道1時間弱の通勤電車に揺られ…

夏休みの宿題である「戦争」に関するスクラップブックを終えての感想の中に、とてもうれしくなるような文章があったので紹介します。。 スクラップをやってみて、ぶっちゃけ、スクラップをやったからといって何も変わらない。しかし、こんなオレがスクラップ…

本日[愛・地球博]が成功裡に閉幕する。大きな事故もなく「良かった」「良かった」で終了する。しかし、ここでチョットみなさんに考えていただきたいことがある。 愛知県春日井市に在住する私の義父(69歳)は、今夏、週2日程度の割合で[愛・地球博]のボラ…

子どもたちに課していた夏休みの宿題をじっくりと読み返した。うれしい誤算というべきか管理顧問をしているバスケットボール部が強く、8月下旬より大会・練習試合が連続していた。今日も午前中の練習試合後、学校で一人悦に入りながら「身近な地域をFieldwor…

今秋の「合唱コンクール」で、我がクラスは『聞こえる』を歌うという。とても難しい曲であるが、練習し甲斐のある曲でもある。 ここに、岩間芳樹氏の詞を記す。 一説によると、この詞は 1連: 天安門事件 2連: 湾岸戦争 3連: ベルリンの壁崩壊 4連: …

『戦争のつくりかた』は、50ページに満たない小冊子である。絵本というには絵が少々寂しい。しかし、読後には重たいものが残る。今年は「戦後60年」という文字が新聞を賑わせていたけれど、もしかしたら「戦後」ではなく「戦前」ではないのだろうかという気…

ワシントン大行進から30年経過した1993年に「キング牧師」と「公民権運動」について徹底的に学習したことを思い出す。社会科はもちろん道徳の時間もフルに使って授業をした。最後にはキング牧師の娘:ヨランダさんに手紙を書いた。当時の英語の先生が生徒の…

今日、中学3年生と『Little Birds ーイラク 戦火の家族たちー』を見に行った。アメリカの視点ではなく、イラクの視点から描くドキュメンタリー映画に、子どもたちは率直に驚いていた。「あの凄まじい血・あの惨たらしい死体にモザイクをかけなくてもいいの…

しばらく書棚で眠っていた『ベネッセが見た教育と学力』を読む。誰だったか忘れたけれど誰かに薦められて購入した記憶がかすかにある。小論文入試の出題傾向「福岡県立大学人間社会学部・後期・H11年度」の問題が、社会科教師としては活用できるかなと思っ…

自民党いや小泉純一郎の「総選挙」大勝利に言葉もない。日本版の9.11ショックである。午後8時、久米宏が出るTBSで自民党『307』の数字を見て、「まさかぁー」とチャンネルを変える。NHK「285〜325」 日テレ「300」 フジ「306」 テレ朝…

「夏休みの宿題」も終わっておらず、超多忙を極めているにもかかわらず、一気に読んでしまった。このため睡眠不足で頭と目が痛い。何をしているのだろうと深く反省している。 さて、『流れている星は生きている』であるが、結末はわかっている(正彦さんが数…

夏休みの推薦図書に挙げられていた森村誠一の『エンドレスピーク』を読む。これまで森村誠一氏の小説を敬遠していた者としては「読まず嫌い」をせずに、もっと早くに読めば良かったと深く反省した。 「槍ヶ岳での再会」を誓った5人の若者の激烈な人生。紫電…

15年前の卒業生(K中学校の教え子)の日本凱旋コンサートを家族で聴きに行った。私たちの結婚式の折、まだ高校生であった彼にピアノの生演奏をしてもらった。あれから13年。時の流れの早さを改めて痛感した。彼は好青年に成長し、私は白髪が増え、二人の…

トゥール・スレン博物館

ポル・ポト政権下、血の粛清の舞台となった当時「S21(Security Office 21)」と呼ばれたトゥ―ル・スレン刑務所。奥田さんは無念のうちに惨殺された人々の霊気が漂っているような気がするので遠慮させていただきたいと入口に残られた。 もと高校の校舎…