夏休みの宿題である「戦争」に関するスクラップブックを終えての感想の中に、とてもうれしくなるような文章があったので紹介します。。


 スクラップをやってみて、ぶっちゃけ、スクラップをやったからといって何も変わらない。しかし、こんなオレがスクラップを続けられて自己満足している。何も変わらないのに…。自己満足でもいいじゃん。むしろ、自己満足がいいよ。
 なんで・・・?
自分で自分のやったことことに満足できるぐらい熱心にやったから。たとえ、自己満足でも「戦争を伝える人」のコトバを受けとめたことに変わりはないから。「戦争」に興味がもてたから。人に言われてじゃなくても、「戦争」に関するTVを見るようになったからとか。「何も変わらない」というのは、周りの人が変わらないという意味。
 今年は「戦後60年」ぼくは13歳。およそ5倍。なんで、ヒトは戦う? ヒトはバカだから? 結局は動物だから「力の差」で勝とうとする。強い者は弱い者をけなし、ボコボコにしちゃう。それは違うだろう。弱い者を救ってこそ強いんだ。少なくとも男はそうだ。弱い者に全力を注いでこそカッコいいんだ。オレはそう思う。
 そうそう、憲法9条って、どうなってんの…? やっぱり昔の日本がいいの…? 自衛と見せかけて攻めて侵略しちゃうの…? ヒトはいつ成長するんだろう…?
 今こそ成長しなきゃ。オレたちが。「今」を生きるって、そういうことかも。「戦後60年」の60の「6」って、完全数っていうらしい。1・2・3・6 自分を除いたやつを足せば「6」になる。それが10回あって60年。
 今、世界には戦争が嫌いなヒトがたくさんいる。特に日本に…。なのに、なのに、戦争を知らないオレみたいなやつがたくさんいる。スクラップやってみればって言いたい。きっと、何か変わるよ。自分の中で…。
 最後に、おじいちゃん、おばあちゃん、その他戦争を経験した人に対し、こう言いたい。
「オレたちに任せろ!」 これからの日本は「オレたちに任せろ!」 戦争なんかさせないし、しない。今を生きるオレたちがすることは、これからも…。
 スクラップのおかげで、戦争を知ることができて良かった。