2004-01-01から1年間の記事一覧

18日は、4WDでピナクルズ観光に出かけた。ドライバーはロスさん。子どもたちがスゴイ・スゴイとはしゃぐのに対して、素晴らしいドライバーテクニックをもって応えてくれた。高層ビルはもちろんのこと、住居さえもほとんどないので、空がとてつもなく広…

初めて家族で海外旅行に出かけた。姉妹都市友好20周年記念親善使節団の一員として参加した。 子どもにはちょっと早い・贅沢かな等々、さまざまなことを考えたのだが決意した。姉妹都市の方々の心温まる歓待を受けた。子どもたちも驚いたようである。初めは緊…

あれは何年前になるであろうか、成田空港建設に反対する活動家:東山さんが機動隊の催涙弾の水平撃ちを受けて亡くなったのは・・・。当時学生であった私は、友人Aと共にこの抗議デモに参加した。父親が空港建設の一部(滑走路の舗装)を担って得た収入で大…

今日は、何日振りであろうか本格的な雨の一日となった。こんな日にわざわざと言われるかもしれないが、巣鴨「とげぬき地蔵」と深川不動尊を参拝することとした。世間では終戦記念日と言うことで、靖国参拝が取り沙汰されているが、子どもの健康を見守ってく…

昨日の次男坊の体調不良が伝染したのか全身けだるい。ゴロゴロして一日を過ごす。ゴロゴロしていたせいか、夜は睡魔に教われることなく、アテネオリンピック柔道を見る。谷亮子・野村忠宏ともに金メダル獲得。心から「おめでとう」と賛辞を遠く日本よりおく…

今日午後、突然次男坊の体が熱く感じられ、体温を計ると37.3℃。何となくいつもの元気がない。これはいけないと蒲団を敷いて休ませたところ、「喉が痛い・頭が痛い」と訴える。水枕・冷えピタを用意する。見た目にも次第に状態が悪くなっていくのがわかる。1…

社会科と総合的な学習の時間をつなぐ学習指導案を、昨日のレクチャーに従って書き直すこととした。社会科では「自然環境から見た日本の地域的特色 ―天明3年の浅間山大噴火をとおして―」 総合学習では「『いのち』のつながり ―浅間山麓・鎌原村の発掘をとお…

今日午後、国立教育政策研究所へ「指導と評価の一体化をめざした学習指導」の研修に出かけた。講師は若き教育心理学者である。口調は大変穏やかであるがツボは外さない。厳しいことをガツンと指摘してくる。評価規準・基準をしっかり立てると授業が変わるは…

先日、2人の子ども(小学生)の個人面談があった。5年生の長男の面談は、今春行われた学力調査をもとにしたものであった。集団の特性を考えると平均点との比較はあまり意味があるものとは言えないと知りつつも、大きく平均から外れていると親としては心穏…

今年度の「日本カリキュラム学会」の課題研究で初めて鍋島先生に出会った。パワーポイントを使って大変わかりやすいプレゼンテーションをされた。その縁で、今回『効果のある学校』を読むこととした。序章から「いいぞ!その通りだ!」と思う文章に出会える…

日本のポンペイ:嬬恋・鎌原観音を訪れた際、浅間山に向かって子どもが呟いた。「おとうさん、あさま山荘って、この辺にあるの?」 天明3年の大噴火のことで、頭がいっぱいであったので、まったく不意を衝かれた。「さあ、あさま山荘っていうくらいだから、…

「ほら見て見て、きれいだよ」「自転車で登ってくる人もいるよ」と子どもたちが興奮する中、日本百名山の一つ:草津白根山をドライブした。駐車場で車を降り、湯釜を見るために登山道を登った。「草津白根山」の掲示板の前で写真を撮っていると、中国の観光…

上信越自動車道の碓氷軽井沢ICで降り、鬼押ハイウェーを経由して、日本のポンペイと呼ばれる嬬恋・鎌原観音堂を訪ねる。 軽井沢方面からは、どこからでも浅間山が望めた。噴火の際、この浅間山が常に見えるかどうかが被害を大きく左右すると考える。(私の仮…

ホームページ『ときのまほろばを求めて』*1に刺激され、初めて生徒を引率して「裁判ウォッチング」へ出かけた。東京弁護士会広報課のSさま、大変お世話になりました。また、刑事裁判の手続説明・東京地裁での法廷案内・裁判傍聴後の質疑応答をしてくださいま…

環太平洋造山帯に位置する日本列島の自然災害として、天明3年の浅間山大噴火を取り上げた授業を考えている。1時間目が地理的な見方・考え方に基づくもの・2時間目は、茅ヶ崎市立浜之郷小学校:故大瀬敏昭校長の「いのち」の授業へとつなげるもの。大瀬校長の…

今日は、日本の海外ボランティアに「お願い!地雷を取らないで」と言ったカンボジア住民の声を中心とした指導案を作成した。外務省の『探検しよう!みんなの地球』*1のカンボジアの写真から、カンボジアの地理的事象を読み取りながら、学習を進めていくもの…

今日は日直で久しぶりに校内巡回をした。昨夏は西日のあたる屋上近くの階段にハエが大量に死んでいたものだが、今夏は全くと言っていいほどにハエの死骸が見られない。猛暑ゆえにハエが誕生しないのか? はたまた今年度、学校が落ち着き、アメ・ガムが落ちて…

今日は、日本の資源エネルギー問題を考える学習指導案を作成した。インターネット検索を中心としたもので「資源エネルギー庁」*1・「帝国書院」*2・「東京ガス:みんなのエネルギー広場」*3「産業データプラザ」*4などをネットサーフィンしながら、日本の資…

浜之郷小学校:大瀬校長の『輝け!いのちの授業』を読んで以来、気にかかっていた天明3年の浅間山大噴火に関して、今日一日、ホームページや前掲書を読んで過ごした。松田智雄先生がいみじくも語られた次の言葉が心に残る。 鎌原村は「東洋のポンペイ」「日…

「学力低下」論争の中で「学力調査」の意義が重きを増しつつある。発端は教育社会学者である東京大学の苅谷剛彦氏が、データに基づいた「教育改革」の必要性を訴えたことではなかったか。しかし、その苅谷氏も一斉学力テストやその公表を意図したものではな…

「巡検」という語を聞いて、違和感を感じず即座に意味内容が理解できる人は、社会科教師だけであろう。昨日に続く地理教育研究会のフィナーレは神田から靖国神社に至るフィールドワークであった。 <感想> 「電気街:秋葉原」の変容には驚いた。最近「オタ…

本日、千代田区教育研究所で、第45回全国研究大会が開催された。本研究大会に参加するのは、5年ぶりのことだ。昨年はオーストラリアへ中学生を引率していたので参加できなかった。その前の3年間は学校が荒れていたので、夏休みは体力の回復に努め、研究…

今年度、選択社会科では自分の意見をまとめ、新聞社に投稿する実践をしていたのだが、ついに、本日、産経新聞「10代の声」に2人の声が掲載された。これを一つの励みとして、自分の考えを文章にする活動を厭わない子どもたちを育成したいと考えている。と…

昨年夏、お世話になったホストファミリー宅を、今年は家族で訪れようと計画している。英語に堪能であったならば、うまく意思の疎通が図れるのだが、なかなかうまくいかず悪戦苦闘している。ホストファミリーは8月18日(水)にスワン川をクルージングしようと…

教務主任の研修会に参加した折、A中の数学の先生が、少人数指導は有益ではない。T・Tこそ有益であると力説された。A中では1学級を3分割して授業を展開しているそうだが、生活指導上の問題等を考えると、クラスを解体する少人数学級は、落ち着いていな…

私が茅ヶ崎市立浜之郷小学校を訪れたのは、5年前の風の強い日であった。教室の窓から富士山がとても美しく見えた。壁のない教室に違和感を覚え、隣の教室の声や音が妙に気になったことを記憶している。あの時、大瀬校長先生はお話されたのだろうか?体調を崩…

杉並区立和田中学校*1の藤原和博校長が、全校生徒に重松清の『エイジ』を配布したという記事を読み、どんな本なんだろうと読むこととした。「中学生」を評する言葉として、「キレる」「荒れる」「病んだ」「疲れた」「きしみ」「ひずみ」「悲鳴」「SOS」…