VegeetaM2005-10-19

 今年に入って急激に老眼が進んできているように感じる。眼鏡を取らないと細かい文字が読めない。このため、電車内では、必ず眼鏡を胸ポケットに入れて本を読むようにしている。それが今朝、池袋駅で山手線を降りようとして、胸ポケットに手を入れると「あれぇ眼鏡がない。家に忘れてきたかな?」と、即、妻に電話をする。「机の所に眼鏡を忘れていないかな?」「ないわよ。どうしたの?」「いいや、別に・・・」と平静を装って電話を切る。
 はてさて、どこで落としたのだろう・・・? 家でも山手線でもないとしたら、千代田線・西日暮里の乗換であろうか・・・? 朝の通勤ラッシュ時間帯だし、眼鏡ケースにも入れていないし、きっと踏み潰されてしまったことだろう。
 ホームページを参考に、東京メトロ小田急多摩急行JR東日本へ電話をする。「眼鏡が届いていませんか?」すべて空振り。「あぁ痛いな、また思わぬ出費だ。」 元気なく一日を過ごし、帰途に着く。電話をした時点ではダメだったけれど、もしかして、その後届いていないかと一縷の望みをもって、西日暮里駅を訪ねる。
 すると、な・な・なんと・あった。感激の再会を果たした。7時30分頃に落としたと思われるが、12時30分頃に届けられたという。無傷であった。約5時間、私の眼鏡はどこで一体どのようにして生息していたのだろう。「奇跡だ!」
 通勤ラッシュ時に、落とした眼鏡が無傷で返還される確率は、何%くらいあるのだろう・・・?