先日、2人の子ども(小学生)の個人面談があった。5年生の長男の面談は、今春行われた学力調査をもとにしたものであった。集団の特性を考えると平均点との比較はあまり意味があるものとは言えないと知りつつも、大きく平均から外れていると親としては心穏やかでないものを感じる。勉強は学校で行うものであるから、読み書きは就学前に必要ないと独自の判断を下した。しかし、小学校入学後、読み書きができない児童はクラスに3名しかいなかった。長男は泣きながら、音読の宿題を重ねる中で、勉強嫌いになってしまった。その逃れようもない現実を数字として示された。自分の時間を割いてでも少しずつ長男の学習を見ていきたいと思った。このように考える親は「親バカ」か「バカ親」であろうか。