ホームページ『ときのまほろばを求めて』*1に刺激され、初めて生徒を引率して「裁判ウォッチング」へ出かけた。東京弁護士会広報課のSさま、大変お世話になりました。また、刑事裁判の手続説明・東京地裁での法廷案内・裁判傍聴後の質疑応答をしてくださいました弁護士のM氏には、心より御礼申し上げます。
<初めて裁判を傍聴した子どもたちの感想>

  • テレビで見るのと同じ法廷だった。(テレビが真似をしているのです)
  • 静かな法廷だったので、おなかがグーとなる音が3回も聞こえた。1回は先生だったよね。(ハイ)
  • 被告人が手錠・腰紐姿で法廷に入って来た時に、とてもドキドキ緊張した。どうしよう・どうしようという感じになった。
  • 1つ目の裁判の被告人は、気が弱そうな中国人で、弁護人もあまりやる気の感じられない人だったので、かわいそうな気がした。強制送還されるということなので、中国へ帰ったら、親孝行してほしい。
  • 日本語がうまく話せなくて、仕事がなく、あっても安い給料で大変だったろうなと思った。懲役2年と言われた時は「アッ」と思ったけれど、「執行猶予」がついて良かったと思った。
  • それにしても、なぜ借金までして、偽造パスポートを使って、日本へ来たのだろうと思った。
  • 2つ目の裁判の被告人は見るからに犯罪者という感じで、ジロッとにらまれたような気がして、とても怖くなり、帰りたくなった。
  • 若い女性の弁護士さんが多いことに驚いた。
  • 裁判官さんって、テキパキ仕事をしてカッコイイと思った。