本日、千代田区教育研究所で、第45回全国研究大会が開催された。本研究大会に参加するのは、5年ぶりのことだ。昨年はオーストラリアへ中学生を引率していたので参加できなかった。その前の3年間は学校が荒れていたので、夏休みは体力の回復に努め、研究どころではなかった。つくづく中学校教育というのは、生活指導に左右されると痛感する。久しぶりに参加したら、来年度、研究発表をすることになってしまった。なんてこった。
本研究会は地理教育の専門家が数多く参加するのだが、来年度、私は地理的要素を基底においた教科の枠にとらわれない授業を提案したいと考えている。たとえば・・・
1.「資源・エネルギー問題」では、インターネット検索をしながら、将来の日本について考える。
2.「日本の災害」では、天明3年の浅間山大噴火を軸に「いのち・家族」について考える。
    → これは、浜之郷小学校・大瀬校長の「いのち」の授業をもとに行う。
3.「日本と外国のかかわり」では、地雷問題を取り上げ多面的に考える。
    → これは、学芸大付属大泉中学校・成田副校長の「お願い、地雷をとらないで」の授業をもとに行う。
しばらく、教科研究から離れていたが、少し本腰を入れて取り組もうと考えている。