天空の城ラピュタ:タ・プローム

  巨大に生長した榕樹(琉球名:ガジュマル)に押し潰されるのではないかと心配してしまう寺院が、タ・プロームである。熱帯地域において、樹木の生長をコントロールしないと、どのようなことになるのかということを考えさせられた。樹木のもつ「生きる力」を痛感した。
 ところで、このタ・プロームに対し、宮崎駿監督の「天空の城ラピュタ」のモデルであるという説があるそうだ。オーストラリア:エアーズロック近郊のオルガでも「風の谷のナウシカ」のモデルであるという話を聞いたことがある。宮崎駿監督作品の浸透ぶりを改めて感じるエピソードであった。