A先生からの震災近況報告

VegeetaM2011-05-27

 大型連休に災害ボランティアへ一緒に行った元同僚A先生は、5月9日から宮城県へ東京都からの派遣教員として赴任している。昨日、そのA先生から手紙が届いた。A先生の赴任したH中学校は、地震で倒壊の危機にあり校舎が使えず、近隣の3校へ学年ごとに分散して授業を行っている。技術科のA先生は、月・火がN中で3年生を、水・木・金がM中で1年生を教えている。赴任直後の1週間は、疲労から帰宅早々布団にもぐりこんだという。しかし、14日(土)は東松島のボランティアセンターで土嚢詰めを。21日(土)は派遣された先生を誘って石巻ボランティアセンターで壊れた食器棚・冷蔵庫、濡れた重い畳・布団、ガラス片の混じった泥等を家から出す作業に汗を流したとのこと。文末に「教師の仕事とボランティア活動、どちらが本業なのか…共に充実した日々を過ごしています。」とあった。タフで心やさしいA先生らしいなと思った。