辻信一監修 『ハチドリのひとしずく』

 今春、自分へのお年玉としてWedgwoodの『ハミングバード』を購入することとした。
浅草:合羽橋道具街で注文したものが届いた。
紅茶を入れ、最初に手にした本は、もちろん『ハチドリのひとしずく
これから、「今、わたしにできること」を一つひとつ実践していきたい。


森が燃えていました
森の生きものたちは われ先にと逃げていきました
でもクリキンディという名のハチドリだけは
いったりきたり くちばしで
水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことをして いったい何になるんだ」
といって笑います
クリキンディは こう答えました
「わたしは、わたしにできることをしているだけ」

ハチドリのひとしずく いま、私にできること

ハチドリのひとしずく いま、私にできること