Ethiopia Study Tour 9

VegeetaM2008-05-11

□家について、ピンポーンとベルを押すと、
小学6年の次男がパジャマ姿で鍵を開けてくれた。
 「お父さん、お帰り! 元気…? 手は大丈夫…?」
 「元気だよ。手も足もちゃんとあるよ」と答えた。
 その後、私に抱きついたかと思うと
 「良かった、良かった。」と言いながら涙を流していた。
 「民兵に襲われなかったんだね。良かった、良かった。」と言う。
 子を心配する親は数多いけれど、親の行動を心配する子は少ないと思う。
 そんな心配をかけているとも露知らず、父親は暢気にアフリカを満喫していた。 
 → なぜ、このように次男は心配したのか? 
 2月にアフリカの授業をするにあたり
 『ホテル・ルワンダ』『ルワンダの涙』『ダーウィンの悪夢
 『ブラッドダイアモンド』などを自宅で私が見ていたので、
 アフリカ=危険な場所というイメージを次男なりにつくりあげてしまったからだろう。
 改めてこのようなアフリカに対する先入観・思い込みを教育を通して打破しなければならないと思った。