Ethiopia Study Tour 9
□家について、ピンポーンとベルを押すと、
小学6年の次男がパジャマ姿で鍵を開けてくれた。
「お父さん、お帰り! 元気…? 手は大丈夫…?」
「元気だよ。手も足もちゃんとあるよ」と答えた。
その後、私に抱きついたかと思うと
「良かった、良かった。」と言いながら涙を流していた。
「民兵に襲われなかったんだね。良かった、良かった。」と言う。
子を心配する親は数多いけれど、親の行動を心配する子は少ないと思う。
そんな心配をかけているとも露知らず、父親は暢気にアフリカを満喫していた。
→ なぜ、このように次男は心配したのか?
2月にアフリカの授業をするにあたり
『ホテル・ルワンダ』『ルワンダの涙』『ダーウィンの悪夢』
『ブラッドダイアモンド』などを自宅で私が見ていたので、
アフリカ=危険な場所というイメージを次男なりにつくりあげてしまったからだろう。
改めてこのようなアフリカに対する先入観・思い込みを教育を通して打破しなければならないと思った。