東大・安田講堂

1970年3月、私は小学校を卒業した。その「卒業文集」の「もしも私は…」のコーナーで、私は『全共闘の議長だったら、現在のようなデモをしないで、無言のデモをする。そのほうが政府は苦しいだろう。火炎ビンなどを投げないで、市民の人からも出てもらい、国…

今、島泰三の『安田講堂1968-1969』(中公新書)を読んでいる。今日の夕刊に「機動隊も母も聴く歌を」「『私の革命』キスで始まる」という見出しのもと、加藤登紀子さんと故・藤本敏夫さんが紹介されていた。東大・安田講堂攻防戦当時、私は小学5年生であった…