中山金杯

VegeetaM2010-01-05

 昨年来、母の記憶の衰えが著しい。
アリセプトを処方してもらっている。父が亡くなって10年。刺激のない暮らしがいけないようだ。そこで、今年は新春早々母を競馬場へ連れ出すこととした。親子3代で中山競馬場を訪れた。私はカブラヤオー弥生賞を制した1975年以来の来場だから35年ぶり。母は私を産む前に勤めていた会社で来て以来というから半世紀ぶりに訪れたこととなる。とにかく競馬場が華麗に変身していたのでびっくりした。次男坊は「ぼく就職先JRAにしようかな…?」と言いだす始末。あのタバコの臭いさえなければ…。レースはもちろんだが、返し馬の時のサラブレットの足音が何ともいえず心地よかった。