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NHK週刊こどもニュースを担当していた池上彰氏の『世界地図から見えるもの』という講演を聞いた。大変興味深いものであった。
○北朝鮮の地図
日本とアメリカは色が塗られていない。
→国交が結ばれていないから。
○韓国の地図
日本海を「東海」と表記している。
朝鮮半島を「韓半島」と表記している。
*中国では東シナ海を「東海」と表記するので混乱がある。
○台湾の地図
8年前までの「中華民国全図」は、
中国本土もモンゴルも自国の一部として表記していた。
現在は「中国全図」としてモンゴルは除いたものの
本土も自国と同じ色で表記している。
なお、北京は「京」ではなく「北平」と表記している。
○中国の地図
台湾は台湾島と表記している。
○パキスタンの地図
インド洋との表記がない。
→印パ戦争の名残りからか、「アラビア海」と表記している。
○イスラエルを認めないアラブ諸国の地図
イスラエルの表記がない。
→パレスチナと表記している。
○イスラエルの存在を認めるヨルダンとエジプト
イスラエルともパレスチナとも表記していない。
*現在、ヨルダンにはイラク難民が多数逃げ込み、好景気に湧いている。
○イランの地図
「ペルシャ湾」と表記
○イラン以外の湾岸諸国
「アラビア湾」と表記
◆地球温暖化で北極の氷が溶解すると・・・
北極航路が開通することとなり、
流通経費が大幅削減されると考えられる。
ロシアにとっては大変有利なこととなるか・・・
◆中国共産党の政治的正当性について
戦前の中国はひどかった。
→これを開放したのが、現在の中国共産党である。
→戦前の中国をひどくしたのは日本である。
⇒ここに「反日」教育の根本がある。
特に、江沢民の親類は日本軍に殺害された。
「反日」に振れる傾向が強かった。
⇒江沢民の根拠地である上海で汚職が摘発される。
江沢民の影響力が低下する。
対日関係が好転する。