VegeetaM2007-12-28

 NHK週刊こどもニュースを担当していた池上彰氏の『世界地図から見えるもの』という講演を聞いた。大変興味深いものであった。

北朝鮮の地図
  日本とアメリカは色が塗られていない。
   →国交が結ばれていないから。
○韓国の地図
  日本海を「東海」と表記している。
  朝鮮半島を「韓半島」と表記している。
 *中国では東シナ海を「東海」と表記するので混乱がある。
○台湾の地図
  8年前までの「中華民国全図」は、
   中国本土もモンゴルも自国の一部として表記していた。
  現在は「中国全図」としてモンゴルは除いたものの
   本土も自国と同じ色で表記している。
   なお、北京は「京」ではなく「北平」と表記している。
○中国の地図
  台湾は台湾島と表記している。
パキスタンの地図
  インド洋との表記がない。
   →印パ戦争の名残りからか、「アラビア海」と表記している。
イスラエルを認めないアラブ諸国の地図
  イスラエルの表記がない。
   →パレスチナと表記している。
イスラエルの存在を認めるヨルダンとエジプト
  イスラエルともパレスチナとも表記していない。
 *現在、ヨルダンにはイラク難民が多数逃げ込み、好景気に湧いている。
○イランの地図
  「ペルシャ湾」と表記
○イラン以外の湾岸諸国 
  「アラビア湾」と表記

地球温暖化で北極の氷が溶解すると・・・
  北極航路が開通することとなり、
  流通経費が大幅削減されると考えられる。
  ロシアにとっては大変有利なこととなるか・・・

中国共産党の政治的正当性について
  戦前の中国はひどかった。
   →これを開放したのが、現在の中国共産党である。
   →戦前の中国をひどくしたのは日本である。
    ⇒ここに「反日」教育の根本がある。
     特に、江沢民の親類は日本軍に殺害された。
     「反日」に振れる傾向が強かった。
    ⇒江沢民の根拠地である上海で汚職が摘発される。
     江沢民の影響力が低下する。
     対日関係が好転する。